活字萬年堂



電車内でのケンカ

憤っているへんしゅうちょうです。

 来年30歳だというのに、久しぶりにケンカしてしまいました。電車内で。

 状況を整理しておきましょう。新宿発23時くらいの京王線通勤快速に乗りました。通勤快速の停車駅は、新宿を出ると、笹塚、明大前、桜上水、千歳烏山、つつじヶ丘、調布…です。事件は千歳烏山を出た後に起きました。

 ドアの横のスペース(ロングシートの座席との間の部分)って、座れないときには結構人気のスペースですよね(笑)。そのスペースには新宿から30歳前後のサラリーマン(男)が立っていました。自分は、そのリーマンから少しスペースを空けて立っていました。

 で、そのリーマンと自分の間に入ってきたのが、明大前から乗車してきたおっさん(50代くらいのうだつがあがらない感じ)。そのおっさん、眠かったのか吊り革につかまりながら寝てしまいました。当然揺れますわな。ゆっさゆっさ揺れる度に、リーマンにもたれかかるんです。

 そして千歳烏山を出た頃、リーマンはさすがにイヤになったのかヒジでおっさんを押し返しました。そしたらおっさんはカッと目を見開いて(眠気が覚めたんでしょうか)、リーマンをにらみつけ、あからさまな嫌がらせを始めたのです。電車の揺れにあわせてリーマンに体当たり、リーマンの顔の前にわざわざ手を出す、電車のドアを叩く…。

 リーマンも迷惑している顔からだんだん怒りの顔になってきました。それでもまだおっさんは嫌がらせを続けます。そしたら! とうとう! キレたのです! おっさんの襟首をつかみ、「どんだけ迷惑してるかわかってんのか!」と。


 誰が?



 俺が。



 む~。リーマンがキレる前に自分がキレてしまいました。

編:「お前何年生きてんだ。これだけ生きてて、自分が迷惑かけてるのわかんないのか」

おっさん:「あ~、迷惑だあ?」

編:「どう考えても迷惑かけてるだろ。幼稚園児でもわかることがわかんないのか、って言ってんの」

おっさん:「…」

おっさん:「…」

 言い返す言葉に困ってしまったようですが、次に出た言葉が、

おっさん:「お、お前臭いんだよ!」

編:「は?」

 これは意表をつかれました。ここまでおっさんの知能が低いとは。頭の中で「俺臭いのかな…?」と思いつつも、

編:「臭いとかじゃなくて、自分が迷惑かけてるのを自覚してるのかって聞いてんだよ! 迷惑かけた人に謝っとけ!」

おっさん:「わかった、わかった。ちょっと次の駅で一緒に降りろ」

 わかってねえなあ…。が、次の駅はつつじヶ丘。自分としては、つつじヶ丘で各駅停車に乗り換える予定だったので好都合。このままでは周りにもよけい迷惑になりそうだったので、了承したところ、

おっさん「いや調布で降りよう。調布だ」

 どうやら次の駅を調布と勘違いしていたようです。このおっさん実は調布で降りたかったんでしょうか。

編:「これ以上まわりに迷惑かけてどうすんだ。次で降りろ」

 ってところでつつじヶ丘に着きました。おっさんと一緒に降りると、おっさんは興奮してきたのか、自分の胸ぐらをつかんで殴りかからんばかりの勢いで向かってきました。

 実はへんしゅうちょうは黒帯持ち(合気道)。大学時代ずっと血の滲むような稽古を続けてきた自分に対して、力でねじ伏せようとするおっさん…。まあ、見た目ではブラックべルターだとわからないとはいえ、なんとみじめな…。

 こっちも胸ぐらをつかみ返して、「1発殴られたらやりかえそうかな…」と思っていると、なんと電車からリーマンが降りてきました。

リーマン:「も、元はと言えばオレが!」

 と言って、おっさんの胸ぐらをつかんできたのです。

 おいおい、アンタキレるの遅いよ…。なんで当事者じゃない自分が先におっさんとやりあってんのよ…。

 で、ホームではおっさんの胸ぐらを2人がつかんでいる一風変わった光景。2対1の状況になってもおっさんは強気です。ホームではちょっとした騒ぎになって、20歳くらいのニーチャンに「暴力はよくないよ~、暴力は」と、3人が諌められる始末。それでも興奮がおさまらないおっさん。

 と、そこに第4の男登場! 電車内で自分の隣に立っていた60代くらいのじいさん。このじいさんがおっさんの肩を叩き、「一部始終見てたけど、アンタが悪いよ、アンタが」というと、

おっさん:「わ、わたし?」

じいさん:「そう、アンタ」

おっさん:「わ、わたしですか?」

じいさん:「そう」

おっさん:「あ、そ、そうですか、す、すみませんでした」

 と、発車しそうな電車に飛び乗り、頭をペコペコ下げながら去っていくおっさん。つつじヶ丘駅のホームにとりのこされる自分、リーマン、じいさんの3人。じいさんは自分とリーマンに向かって、

じいさん:「ごめんなさいね。もっと早くわたしが言ってればよかったね」

編、リーマン:「あ、いや、すみませんでした…」

じいさん:「では、わたしはこの駅で降りますので…」

 といって、じいさんは去っていきました。自分とリーマンは特に会話もせず、次の電車に乗り込みました。


…。

…。


 この1件、何が正しくて、何が悪かったんですかね。ちょっとキレぎみになったとはいえ、自分はよかれと思ってやったんですが、結果的によい行動ではなかったのかも…。30歳近くになってもまだ自分を抑えることができないんですなあ。ちょっと自己嫌悪。でも、あのおっさんよりはマシやで!


【コメント】

Re:電車内でのケンカ(07/23) yagamania1961さん
初めて書き込みします。

このおっさんなんなんですかね!?
自分も胸倉つかんでいて、年上の人に
あんたが悪いと言われたら
「すみませんでした」って
笑ちゃいますよ

そんなにすぐわかるんだったら
やらなきゃいいんだよ。
まあ、自分でも悪いと思ったんだけど
若造に言われてそれに切れたのでしょう!

おっさんこそ大人気ないですね。

ところで、30歳近くということで
まだ20代なんですよね。
まだまだ、非常に若いですよ。
自分を抑える必要なんてこれぽっちもない。
20代で抑えられる人はよほどの大物かそれとも
何もする気がない人間かですよ。
自己嫌悪する必要なんてありません。
(2004年07月24日 11時41分44秒)


いや正しいですよ goyon9さん
こんにちは!台湾の友人の店がつつじヶ丘にあるので、つい書いてしまいました。うーん変なオヤジですね。しかし「お前臭いんだよ!」はかなり意表ついた反論です。私ならかなり間が空いてしまうでしょう。もしも中国なら20人位見物人が集まってオヤジも恥ずかしがって帰るでしょうが・・・イや実は私も某地下鉄で座っていたら60代ののおじいさんに「おい!どけ」と言われて年長者に対して説教してしまいました。言われた瞬間席を譲ったのですが、その後その御老人に「幾らなんでもどけは無いでしょう普通に言ってくれれば私は譲りますよ、その歳でどういう教育受けてきたんですか!」といったら素直に謝ってきました。ストレス大国日本ならではですねえ~。
気になるのはもし編集長が合気道を駆使していたら、結末がどうなっていたのか非常に気になります。駅員は何してたんでしょうか?また謎の老人に言われてあっさり非を認めたのも気になります。日本はホント不思議な国ですね。ついでに、つつじヶ丘を降りたパチンコ屋の近くに「マダムリン」と言う台湾料理屋があるのでヒマでしたら寄ってみて下さい。気さくさ人たちなので中国語の練習にはなるやも知れません、比較的に台湾は四川と発音が近いので。(2004年07月24日 22時14分50秒)


Re[1]:電車内でのケンカ(07/23) へんしゅうちょうさん
yagamania1961さん

編:はじめまして。書き込みありがとうございます。

>おっさんこそ大人気ないですね。

編:こんなおっさんにはなりたくないものです。でも、なんか自信なくなりますねえ。

>ところで、30歳近くということで
>まだ20代なんですよね。
>まだまだ、非常に若いですよ。
>自分を抑える必要なんてこれぽっちもない。
>20代で抑えられる人はよほどの大物かそれとも
>何もする気がない人間かですよ。
>自己嫌悪する必要なんてありません。
-----
編:来年30歳です。このおっさんにくらべたら若いですけど、自分の目指す方向になかなか行けないと、やっぱり自己嫌悪してしまいますよ。とにかくこのおっさんのようにはなりたくない!(2004年07月25日 00時45分04秒)


Re:いや正しいですよ(07/23) へんしゅうちょうさん
goyon9さん

編:ども! お久しぶりです。

>しかし「お前臭いんだよ!」はかなり意表ついた反論です。

編:これにはまいりました。小学生じゃないんだからねえ。

>「幾らなんでもどけは無いでしょう普通に言ってくれれば私は譲りますよ、その歳でどういう教育受けてきたんですか!」といったら素直に謝ってきました。ストレス大国日本ならではですねえ~。

編:自分の親の世代の人たちは「近ごろの若いモンは…」なんていいますが、あんたらはどうなのよ? って聞きたくなりますわ。結構ダメ人間多いですよ。

>気になるのはもし編集長が合気道を駆使していたら、結末がどうなっていたのか非常に気になります。

編:なるべく使いたくないので、我慢してます。でももし使うとしたら、駅員が来るまで押さえ込むってところですか。一教で(こんな技があるのです)。

>ついでに、つつじヶ丘を降りたパチンコ屋の近くに「マダムリン」と言う台湾料理屋があるのでヒマでしたら寄ってみて下さい。気さくさ人たちなので中国語の練習にはなるやも知れません、比較的に台湾は四川と発音が近いので。
-----
編:これはいいことを聞きました。機会があったらちょっと行ってみます。(2004年07月25日 00時50分48秒)


Re:電車内でのケンカ(07/23) sakuramochiさん
へんしゅうちょう~。久々に熱いよぉ。
体感温度も熱いのに、ますます熱くなりそう~。
しかし、短い乗車区間に起こった人間模様の縮図。
なんとなく感動しちゃいました。
最後の連帯感ってところがですね。
みんな人間くさくてよろしい~。

おっさんも少しは反省したことでしょうよ。
日本も捨てたもんじゃないなって思ったよ~。

へんしゅうちょう、お疲れさま(^^)(2004年07月25日 15時28分16秒)


Re[1]:電車内でのケンカ(07/23) へんしゅうちょうさん
sakuramochiさん

編:こんばんは。

>へんしゅうちょう~。久々に熱いよぉ。
>体感温度も熱いのに、ますます熱くなりそう~。

編:不完全燃焼でしたが…。

>しかし、短い乗車区間に起こった人間模様の縮図。
>なんとなく感動しちゃいました。
>最後の連帯感ってところがですね。
>みんな人間くさくてよろしい~。

編:感動できるもんですか?(笑) 結局みんな疲れてるんですよね。こっちは不完全燃焼でよけい疲れました。

>へんしゅうちょう、お疲れさま(^^)
-----
編:ありがとうございます。ふ~。
(2004年07月25日 21時47分32秒)

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by editor_in_chief | 2004-07-23 20:12 | 留学準備(成都世界)
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