4号線の近くに住んでいたことがある編集長です。
一日一日がヒジョーに長く感じます。時間があるならなんかすりゃあいいじゃん、とも思うんですが、11時に起きた時点でもうやる気ナシ(自分にしてみりゃかなり早起きですがね)。どこか行こうにもギプスをはめた手がネックでねえ…。昨日の上野公園なんてホント頑張ったほうですよ。
そうなったら家で本を読むしかない。てことで、今日はこんな本を読みました。
『一号線を北上せよ』(沢木耕太郎)
この本、初版発行が2003年2月17日(いま調べてみて自分の誕生日ってのに驚いた)。実際買ったのはその年の4月。しおりは152ページで止まっている。買った覚えはあるのだが、内容はさっぱり覚えていない。実はそんな本が結構ありまして、これは氷山の一角でございます。
動けない間にそんな本を読みきってしまおうかなと。
で、この本。沢木耕太郎の紀行文は大好きで、「深夜特急」も読んでおります。「深夜特急」を読んだときは面白くて一気に読んでしまったのに、なぜかこの本は途中で止まった上に内容まで覚えていない。
この本を買った2003年4月って…。と思い出してみると、本をしっかり読んでいられる精神状態ではなかったはず。3月には会社の上司が亡くなり、4月中には一冊の小説を書き上げなければならない状態。会社にも泊まりこんで原稿を書き、体力的にもかなり厳しかった。でも逆に、本を買って152ページまで読む余裕はあったんだな、と思ったり。
ま、そりゃあ覚えてないわな、と思いつつページをめくる。
この本は短編集で、テーマを持った紀行文が7本。やはり沢木耕太郎の紀行文はうまいと思うのだ。こんな文章がかければな…と。情景が浮かぶ上に、沢木耕太郎が考えていることの描写もかっこよいし。紀行文というか旅行記に関しては、その当時蔵前仁一のほうが好きだったんだけど、いまよくよく読んでみると自分が目指したいのは沢木耕太郎のほうなんだろうと。
中国留学してから変わったのかも。実際向こうで生活してみると、1週間程度旅行しただけではこの面白さはわからんだろう、ということがたくさんあったから。とはいえ、1週間程度であっても異文化に触れるのは、それはそれで楽しいわけですが。となると、その間に何かテーマを持って旅するってことがいいのかなと。どこへ行った、何を見た、すげー、もいいっちゃいいんだけど、この本に載ってる旅みたいなものに惹かれるわけです。
んなこと言っても実はまだ152ページにすらたどり着いていないんだけどね。
【コメント】
ニート2号さん
なんかスパムのようなコメントですな…。
私は天王星人ですか。そうですか。
「編集者が最適」って書いてあったけど、何気に天職についてるってことか?
あ、今はニートですけどね。
気が多いというのはわからんでもないな…。
ただ、
「自分からアプローチしなくても、異性のほうから近寄ってきますから、異性にモテないていった悩みをもつことはありません。」
ってのはどうなの?
これまでの人生でそんなことなかったんですが…。
悩んでばかりです。
Posted by:編集長 at 2006年10月21日(土) 12:01
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誕生日のハナシが出たので調べてみました。
興味は無いと思いますが…。
編集長は六星占術での分類では「天王星人(-)」です。
性格は、
http://generator.squares.net/04.html
こんな感じです。
誰とでもうまく付き合えるのが天王星人。うらやましいです。
余談ですが、この前テレビを観ていたら、
天王星人は恋人を選ぶときに「エースを選ばない」と言っていました。
つまり、高嶺の花よりも自分の身近にいる人を選ぶそうです。
あと「博愛主義」で、言ってみれば「気が多い」ということだそうです。
…ちょっと笑ってしまいました。
Posted by:ニート2号 at 2006年10月21日(土) 00:50